少しだけ、写真個展の舞台裏を写真展で撮った作品を交えて書いてみようと思います。

詩に関しては、今回は珍しく少しだけつまった作品がありました。
『煮詰まった。どうしよう(°_°)
よし!どこかへ行って、ひたすら歩いてみよう!』
そして、とある場所へ行き、その後、すっと書けたのでした。
そのとある場所とは、、
実は自分の曽祖父は"明治の文豪"と呼ばれていた方でした。
せっかく歩くなら何か自分と関係が深い場所を訪ねたら何か浮かぶのでは。
さらには文字を扱った方の所縁の地なら、なおさらと、完全に安易な考えとノリで(^^;;(笑)決めてしまいました。

先ずは、曽祖父が作品を書く為に借りた家が残っているので、そこへ初めて出掛け、その次は少し遠い所にある文学記念碑を尋ねてみました。
そこはどちらも自然が近く、静かで穏やかな風が吹いていて、しばらく座ってぼーっとしたり、眠ったりして、のんびり過ごしました。
(この時も猫がいて、ちょっとだけ時を共に過ごしまた。やっぱり猫に縁があるのだなとしみじみ)

何かその時浮かんだわけではありませんでしたが、気持ちが朗らかになって帰宅したのを覚えています。
そして場所の力ってあるのかなと思うほど、その後、すっと仕上げる事ができたのです。
曽祖父の小説は、当時、敷居の高かった文学を大衆に広めた方。
彼の文学に対するアプローチの仕方はとても共感できるものがあり、自分の作品も、それに近いものに仕上がれば素敵だなと、少し想いをはせた出来事でした(^^)
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by yokopu70
| 2014-12-04 00:05
| 2nd 写真展